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小倉(おぐら)あんの語源 [gourmet]

ogurayama.jpg

先日くずし字の講座で、小倉(おぐら)語源を教えて頂いた。
私はこしあんより小倉の方が好きなので、和菓子好きにはたまらぬお話。

この画像は小倉百人一首26番 貞信公(ていしんこう/藤原忠平)の歌
『拾遺集』雑集・1128
「小倉山峰のもみぢ葉心あらば 今ひとたびのみゆき待たなむ」

読みは以下の通り
*歴史的仮名遣い
をぐらやま みねのもみぢば こころあらば いまひとたびの みゆきまたなむ

*現代仮名遣い
おぐらやま みねのもみじば こころあらば いまひとたびの みゆきまたなん

意味:
小倉山の峰の紅葉よ。お前に人間の情がわかる心があるなら、
もう一度天皇がおいでになる(行幸される)まで、散らずに待っていてくれないか。
この歌が小倉の語源になった事をよく表している。


小倉山→もみじ→鹿→鹿の子の連想から
おぐらは鹿の子の模様に似ているということで小倉山が語源とのこと

まだまだ知らないことは沢山。
日々精進しなくては~


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