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KANO(嘉農 かのう) [Movie]

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監督:馬志翔(マー・ジーシアン、Umin Boya)
プロデューサー:魏徳聖(ウェイ・ダーション)
出演:永瀬正敏、大沢たかお、酒井真紀、伊川東吾ほか
2014 台湾
日本公開 2014年末予定

仕事でこの学校のことを知りものすごく見たいと思った映画。
2月27日に台湾で公開され、3日間で4000万台湾元(約1億3365万円)を
突破したとのニュースが出ていた。公式FBによると劇場は大入りのようで、
08年公開の「海角七号 君想う、国境の南」が持つ台湾映画の最高興収
5億3000万台湾元を超える勢いという。

なんとこの映画が明日から開始される「大阪アジアン映画祭」
オープニング作品のようで11日にも上映があるようだが、
すでに売り切れであった。

日本統治時代に台湾の嘉義農林学校(現・嘉義大学)の野球部が、
1931年夏の甲子園大会に出場し、準優勝に輝いたという実話に基づく物語。
この時の野球部の監督が、近藤兵太郎監督。
松山商業時代の巨人で監督を務めた藤本定義氏、早大野球部の黄金期を
作った森茂雄監督らがいる。

2014年2月16日の毎日新聞に詳しい記事が掲載されており、
監督の四女である岩崎しげ子さんのインタビューも含まれている。
17年前の夏の暑い日。準優勝当時の中堅手、蘇正生(そせいせい)さんが
台湾から、戦中・戦後の混乱で行方がわからなくなった準優勝盾を
復刻したことを報告に来日された。すでに84歳だが、長い間静かに背を伸ばして
いて、その11年後96歳で亡くなったのだという。

まもなく春の甲子園大会が始まるが、夏の大会は今年で96回を迎える。
先日長野の松商学園が部内暴力で出場ができないという残念な
ニュースも出ていた。

台湾とは非常にいい関係の日本だが、アジア情勢が不安定な中で
なんだかほっとする話。

監督とプロデューサーのインタビューが掲載されていたので、
興味のある方はぜひご覧ください。
http://www.nippon.com/ja/people/e00058/

間もなく香港でも公開されるようなので、多くの人に見られるといいなと思う。
日本で見られる日を楽しみにしている。


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