大統領の執事の涙 [Movie]
監督のサイン入り
原題:The Butler
監督:リー・ダニエルズ
出演:フォレスト・ウィテカー・ダニエルズ、オプラ・ウィンフリー、ジョン・キューザック、
ジェーン・フォンダ、ロビン・ウィリアムズ、キューバ・グッディングJr、テレンス・ハワード、
レニー・クラビッツ、マライア・キャリーなど
2013/08 132分
配給:アスミック・エース
最近Bunkamuraで公開されている作品を見る事が多いこともあり、
予告を見ていると見たくなる。
予告で以前から見たいと思っていた作品
日曜日の最終回は1000円なので近所ということもありよく見に行っている
この作品は本当に期待を裏切らない作品であった。
始めから最後まで泣きっぱなし
しかも出演者がものすごく豪華
主演は、フォレスト・ウィテカーで奥さんの役にオプラ・ウィンフリー
なにげに大好きなレニー・クラビッツが出ていて、音楽界からはマライア・キャリーも出ていた!
驚きだったが、いい出演者。
歴代の大統領の役者もよく似ている
アメリカの歴史が大統領を通じて出てくるので、面白く感じられ
歴史の確認が出来るいい作品
読売新聞のインタビューに以下のような監督のインタビューが掲載されていた。
監督自身は1959年生まれ。13歳の時に父親と死別している。
「彼はとても辛辣でいつも怒りを抱えていて、それがずっと理解できずにいた」。
ただ、この作品を撮りながら、父の世代が置かれていた状況を理解するにつれ、理由が見えてきた。
「彼は自分が人間扱いされないことに混乱していたのだと思う。1960年代の黒人は、
白人の目を見て話すこともままならなかったから。彼のために初めて泣いた」。
時間はかかっても、世代の違いを乗り越えて理解しあう。
それは、劇中の物語とも重なる。
昔、同じ国民の黒人は非常に差別されていた。
日本人もそれは同様であった。
つい最近までそれは続いてきたのだ。
この映画は、一人の執事の話ではあるが、
家族や7人の大統領の特徴がよく描かれている。
アメリカの政治史を知っているとより楽しめる作品。
私は幸いアメリカの政治史を知っていたので、十分楽しめた。
ストーリーも深く、演技にも見所が多い。
今回のアカデミー賞にノミネートされている作品で見たものの中で一番よい気がする。
残念ながら、それでも夜は明けるの試写に行けず見ていないので何とも言えないが、
それ以外の作品はほぼ見たので、その中から考えてもよい作品。
作品賞取るんじゃないかなと思う。
久しぶりに映画でものすごく泣いた作品。
かなりおすすめ
自分の評価:★★★★★
原作はこちら
The Butler: A Witness to History
- 作者: Wil Haygood
- 出版社/メーカー: Atria / 37 Ink
- 発売日: 2013/07/30
- メディア: ハードカバー
コメント 0