ウォール街のランダム・ウォーカー 感想 [Book]
以前大阪に行ったときに読んだ読みかけを、
やっとこのお正月に読みきった。
http://blog.so-net.ne.jp/nolita/2007-12-21
この本は投資の基本的なことが書かれている本なのだが、
ちょっと、「ん」と思うところはあるが同感できるところがあった。
まず、
「自分のリスク選考をわきまえること」
すなわち、リスク許容度。
これはその通り。
そのリスクの度合いや年齢によってリスクを考えなくてはならない。
この本にも書いているように、リタイヤ間近やリタイヤした人はリスクの
多い商品はよほどの余剰資金がない限り薦められない。
その反面、若い人は給与所得でまだまだ収入を得られ、
リカバリーできるからその人の収入に応じたリスクをとる事が出来る。
あともう一つ、
「なるべく売買の頻度を減らすべし」
これもまさしくその通り。
やはり、頻繁に売買すると収入は一時的に得られても、
多くの人は長期的に見ると損していることが多いと思う。
私は本来の株式投資というのは、その会社のファンになって、
その会社も株主に還元していくというのが健康的なスタイルだと
思うので、最近の日本の株式市場が健全だと思えない。
いろいろ問題点も多いし。
よく思うのは、ぎりぎりの資金を株式で運用している人は、
余裕がないのでちょっとした株価の変動で右往左往する。
そういう人は株やFXをやるべきでないと私は思う。
いつも思っていることなんだけど。
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