人間国宝展とクリーブランド美術展 [日本]
先週日曜日で終わりだったので、慌てて最終日に東博を訪問
自分でもここで写真を撮ったけど、1089ブログにこんな写真があったので紹介
トーハクくんというキャラらしい
作り手の情熱や技が光っていて、どれもすばらしかった。
よいものからは本当にエネルギーをもらえる。
今回よかったものを何点か紹介します。
第一章 古典への畏敬と挑戦
入ってすぐのところに銀座いせよしさんの祖先
木内省古氏「木画紫檀双六局(正倉院宝物模造)」
木内省古氏「木画紫檀双六局(正倉院宝物模造)」
安土桃山時代から江戸時代初期にかけての桃山文化で、茶の湯がとても盛んだったが、
そこで使われた茶の湯のやきものは「桃山茶陶」と呼ばれる。
そこで使われた茶の湯のやきものは「桃山茶陶」と呼ばれる。
その時代の名品「志野茶碗 銘 広沢」
これを再現しようとした荒川豊蔵氏の志野茶碗
これも素敵だったな〜
第二章 現代を生きる工芸を目指して
平田郷陽氏の「抱擁」
この人形の表情がなんとも優しい顔をしていて素敵
最近欲しいと思っている稲垣稔次郎氏の着物もあった
「木綿地型絵染 野草笹匹田模様着物」
氏の作品で銀座いせよしさんにある着物が最近すごく気になっている
一番気になるのは、右の反物
銀座いせよしさんは3月17日に新店舗に移転されるので、来週から3月16日までは
ご予約のお客様だけを受けられるようです。
ご興味をお持ちになられた方はお電話を。
03ー6228ー5875
第三章 広がる伝統の可能性
黒田辰秋「朱漆捩紐文火鉢」
欧州の石彫や李朝家具のモチーフや技法を取り入れた作品が見られ、モダンで素敵。
かなり大きいのだが、朱色で素敵だった。
その後企画展示室では、特集陳列「人間国宝の現在(いま)」が開催されていた。
写真奥の手前の着物は志村ふくみ氏の着物
昨年京都の細見美術館で志村氏の展示を拝見したが
ものすごく素敵な色合いの着物だった。
鶴屋吉信であんみつをいただいて帰りました。
日本の文化は本当に奥深い。
まだまだ勉強しなきゃいけないことがいっぱいある。
クリーブランド展の見所もいろいろあるが、今回は長くなってしまったのでこの辺で。
コメント 0