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鑑定士と顔のない依頼人 [Movie]

PC060118.JPGLa migliore offerta.jpg
原題:La migliore offert
英題:The Best Offer
2013.01 伊 131分
監督:
 ジュゼッペ・トルナトーレ
音楽:
エンニオ・モリコーネ
出演:ジェフリー・ラッシュ、ジム・スタージェス、シルビア・ホークス
配給:GAGA 日本公開 2013/12/13

GAGAさんの試写室で鑑賞
試写室は椅子が映画館よりもすわり心地がいいので快適~

「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」のタッグが再び!
面白くないはずがない

最近監督のインタビューがいろんなところに出ているが、今日の
産経新聞の文化面にも掲載されていた

その中で黒沢明監督が特に好きで、90年にアカデミーの外国語映画賞を受賞
した際、黒沢監督は名誉賞を受賞しお会いされたことが忘れなれない思い出。
そのスピーチで80歳の黒沢監督が、「まだ映画のことがわかっていない」と
語った短いスピーチがずっと心に残っているようだ。

また、監督が本作品を「目の細かい布のように縦糸と横糸が絡み合う
構造は当初から狙っていた」と語っている。

まさにこの作品は、いろんな要素が詰まっている
それだけ詰まっているので、今回これを見終わった直後
正直理解ができなかったというかキチンと整理するのに時間がかかった
作品だった。

今回初めに左のプレスシートを頂き、その後帰りに右の「ある解説書」という
映画の解説冊子があった

これを読んでやっと整理できた
といっても一部の理解だけど・・・

PC060119.JPG 


これ、普通に映画館で配られるのかな?
これがあるとかなり理解ができる
PC060120.JPG

裏面に書いてある
バッドエンドなのか、ハッピーエンドなのか。
次の鑑賞であなたはいくつの「印」に気付き、
つないだ点は、どんな物語を浮かび上がらせるのか。
再びのご鑑賞をお待ちしております。

この言葉に尽きる!
まさに無数の点があるので、いろんな見方ができる
難解だけにかなり面白い

この作品の見どころは、フィルムを愛する監督初のデジタル撮影
デジタルになったものの、監督の独特な雰囲気もしっかり出ている
プレスシートの監督の画像も素敵

PC060122.JPG 

また、ルノワール、モディリアーニ、ゴヤなど多くの名作が
登場しているのも見どころといえる

PC060121.JPG

 

 プレスシートにはオークションの流れと、オークショニアという仕事の
解説もありなかなか興味深い

PC060123.JPG


今回のヒントとしては、この画像
見終わった後に点から線に少し進化する
PC060124.JPG

今回なるほど~と思っているので、次回見た時にどう感想が変化するのかが
自分としても楽しみ

この人がこんなことをしていたなんて!と思い驚きもある
サスペンス、ラブストーリー、人生論、いろんな見方ができる

主人公のジェフリー・ラッシュはかなりいい味が出ており、この題材に
ピッタリなキャスティング

エンディングのシーンがとても印象深くて、そこだけでもいろんな見方ができる
公開してからもう一回見に行って、感想はいかに!
また、書きたいと思います。

今回の評点:★★★★☆

まだ書いていない試写RUSHの感想は、この週末どこかでアップします。
お楽しみに~ 


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