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マン・レイ展 知られざる創作の秘密 [exhibition]

昨日も今日も晴天
本当にいい天気
鍼のあとオルセー展を見たいと思ったが混んでいたので
マン・レイ展へ
RIMG0804.JPG

実は国立新美術館にくるのは初めて
行こうと思いながら混んでいると思ってここまで来てしまった
RIMG0805.JPG

今回ヨーロッパ各地で行っていた「Man Ray Unconcerned But Not Indifferent」に
新たに70点を追加したマン・レイの全貌に迫るもの

映画3本も上映され、かなり時間を要するので
時間に余裕があるときに行くことをオススメする

4年前にポンピドーセンターで彼の作品を見て
以来だが、今回は見所がたくさん

マン・レイってという人もいると思うが、
いろんな顔を持っていてかなりの女性遍歴
米国人だが渡仏し、開花

パリでいろんな親交があり著名な方の写真も
わかりやすいところだと
ピカソやトルストイ、トルストイの子供の写真が
今回展示されている

一般的にはココ・シャネルのポートレイトやファッション雑誌での活躍等、
「写真家」としてのイメージが強い人

しかし今回は絵画やチェスのデザインといった多彩な面が
詳細に紹介されている

カラー写真を撮らないとされていたが、
ポラロイド社から依頼されカラーフィルムで撮影していたことや、
独自で考案したカラー写真も

版画のためし刷り、
彫刻家の宮脇愛子さんが30歳の時に撮影した写真

自分の作品をまとめたインディックカードのレプリカは必見

出口には1979年に篠山紀信氏がマン・レイのアトリエを
訪れ撮影したもの

ジュリエットさんによって死から3年たったその時でも
生きていた時と同じ状態だったとか

いろいろ調べると
「ART VIVANT」15号 西武美術館刊(1985年2月20日)に
掲載されたものらしい
man ray.jpg
表紙で氏がかけているグラスも今回展示されている
ジュリエットさんと一緒に写っているらしい
表紙に出ず、部屋だけ写したほうがいいのではないかと
思うのは私だけだろうか?

外にでていい時と悪い時がある気がするし
その場の雰囲気があるわけで・・・

マン・レイはパリで活躍後、NY、LA
米国では反応が悪くまたパリに戻り晩年をすごしている
やはり長い歴史を持つパリと短い歴史の米国の
芸術に対する感覚の違いかも知れない

今回はいい心の栄養になった
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NOLITA

thisisajinさん
nice!ありがとうございます。
今回は見所の多い展覧会で面白かったです
by NOLITA (2010-07-19 13:13) 

NOLITA

youziさん
nice!ありがとうございます。
美術館は心の栄養ですね!
by NOLITA (2010-07-23 19:19) 

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